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2020-12-19 22:45

社会

ジャパンハート、多民族国家であるミャンマーの学校事情を紹介

学校事情
通学路が舗装されておらずでこぼこ道、雨でぐちゃぐちゃ
ジャパンハートが、多民族国家であるミャンマーの学校事情について、12月8日の活動レポートで紹介した。

ミャンマーの学校は1年生から11年生まであり、1年生が幼稚園で、2年生から11年生が小学校から高校生にあたる。11年生では卒業と大学入試を兼ねた全国共通テストがある。

こういった全国共通のシステムがある一方で、都市と農村地域ではインフラに違いがあるなど、様々な学校事情が存在。ジャパンハートのスタッフによれば、学生のころは中学校から高校まで30分以上かけて通学していたほか、道路は舗装されておらずでこぼこ道で、雨が降るとぐちゃぐちゃになっていたとしている。

公立の学校は授業料が無料、筆記用具などは購入が必要
公立学校では以前、授業料や教科書代がかかっていたものの、現在は無料。しかし一方で筆記用具や制服などは購入する必要があり、家計を助けるために学生自らが働いている場合もある。こういった理由から、学校に通い続けられない子どもが多く、2016年度時点で高校の就学率は32.1%と低い。

ミャンマーではお布施や寄付金で運営されている僧院学校もあり、授業料のほかにも鉛筆代などのサポートが受けられ、貧困層の子どもでも教育が受けられる場となっている。

(画像はジャパンハート ホームページより)


外部リンク

ジャパンハート 活動レポート
https://www.japanheart.org/

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