ミャンマーニュース

欧州を本拠とするプライベート・エクイティ・ファンド（投資ファンド）であるCVC キャピタル・パートナーズ（CVC Capital Partners：CVC）は、ミャンマー最大の通信タワー会社のイラワジ・グリーン・タワー（Irrawaddy Green Towers：IGT）を70億米ドル（約7,254億6,000万円）で買収することに合意したという。

ミャンマー全土に約4,000のタワーがあるIGTの売却は、同国の資産が関与する取り引きの中で史上2番目に大きく、世界最大の投資ファンドの1つであるCVCによるミャンマーへの最初の投資である。

情報筋によると、CVCは地域の通信グループや他の企業を含む潜在的な購入希望者の中から最終選考に残り、独占権を与えられたという。

なお、IGTはノルウェーの通信大手テレノール（Telenor）、カタールを拠点とするオレドー（Ooredoo）、ベトナム国防省がオーナーのViettelによるジョイントベンチャー・マイテル（Mytel）など、ミャンマーのすべての主要なモバイルネットワーク事業者にサービスを提供している。

IGTのGeorges Makhoul会長は、株主の早期の資本コミットメント、関連省庁および規制当局のサポート、すべての携帯電話事業者とのパートナーシップ、および地域社会との関わりは、成功のために不可欠だったことに言及。

さらに、と述べた。

（画像はCapacityより）

外部リンク

UPDATE 3-CVC buys telecom tower firm in Myanmar's second biggest deal
https://uk.reuters.com/

CVC spends $700m on 4,000 Myanmar towers
https://www.capacitymedia.com/

CVC Capital Partners acquires Myanmar tower company for $700 mn
https://internationalfinance.com/