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2020-11-10 07:00

社会

コロナ感染の解析結果を発表

コロナ
COVID-19患者の推移
2020年11月5日、新潟大学はトラジェクトリー解析による、ミャンマーのCOVID-19患者推移を報告した。

新潟大学大学院医歯学総合研究科 国際保健学分野(公衆衛生)は現在、AMEDの感染症プロジェクトをミャンマーで遂行中だ。

現在、ミャンマーでは、コロナ患者が増加傾向にある。その為、新潟大学はミャンマーの患者発生状況に関するトラジェクトリー解析と、倍加時間(doubling time)の解析をスタートした。

11月5日時点のトラジェクトリー解析では、ミャンマーにおいて、増加傾向が見られる。直近7日間の倍加時間は32.31日となっている。倍加時間が3日を切ると、感染爆発(オーバーシュート)に相当するが、現在はまだそこまで至っていない。

しかし、検査が追いついていない等、過小評価の可能性もあり、実際の患者数はもっと多い可能性がある。

新潟大学大学院医歯学総合研究科
新潟大学大学院医歯学総合研究科では、日本やミャンマーにおいて、インフルエンザ等の感染症研究を公衆衛生的なアプローチで実施中だ。このほか、GIS(地理情報システム)や高齢者のソーシャルキャピタル等、社会疫学研究も行っている。

(画像は新潟大学のホームページより)


外部リンク

新潟大学大学院医歯学総合研究科
https://www.med.niigata-u.ac.jp/

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