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2020-09-29 02:00

文化

日常生活に最適なロンジー

衣
伝統的な民族衣装「ロンジー」
2020年9月21日、特定非営利活動法人MHF (エム・エイチ・エフ)の岡井維信氏は、ミャンマーの「ロンジー」を紹介した。

ミャンマーでは、伝統的な民族衣装「ロンジー」が日常的に着用されている。

ロンジーは輪状に縫った布で、腰に巻きつけて固定する。初心者にとって、ロンジーを結ぶことは難しく、緩んで脱げることもある。岡井維信氏は実際、国内線のタラップの上で脱げた経験を持つ。

ロンジーには、男性用(パソー)女性用(タメイン)があり、結び方が異なる。男性は体の正面、女性は左右のいずれかに布を寄せて結ぶ。ミャンマーでは、パゴダへの参拝が盛んで、山道を通ることも多い。

日常生活に最適
ロンジーは布地に余裕があるので、高所への移動で股を大きく開いても、脚を簡単に隠せる。水浸しの場所でも、裾をたくし上げれば、布を汚れない。また、服を着たままの水浴びも可能だ。

現在、全国の在日ミャンマー人は26,000人を超えており、在日外国人の中で13番目に多い。ミャンマー人は親日家が多く、昔の日本人に似ていると言われている。

MHFは2012年に設立以来、ミャンマー施設の支援のほか、寒村地や地方の女性の自立をサポートしてきた。また、翻訳や通訳業、ミャンマー旅行コーディネート、雑貨販売も行っている。

(画像はMHFのホームページより)


外部リンク

MHF
https://npo-mhf.com/

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