2020-09-19 13:00
社会
イギリス政府、ヤンゴンの2つの道路を改修するプロジェクトを開始

都市開発の専門知識を提供し持続可能な街づくりを実践
ヤンゴンのイギリス大使館は、9月16日、ヤンゴン市内の有名な通りを再設計するための340万ドルのプロジェクトを開始した。この「Myoe Lann Tharプロジェクト」では、ヤンゴン市開発委員会と協力して、Pansodan通りとKyun Taw道を改修する。
大使館の広報によると、プロジェクトを実践する前に、地域住民や企業、通りを使用する人と協議し、ジェンダーの平等とインクルーシブに焦点を置いて、障がい者、女性、子ども、あらゆる年齢層の人々を含む地域社会への恩恵に変化をもたらす。
プロジェクトのために2つの道路を選択する際に、アセスメントが実施された。ダウンタウンにあるPansodan通りは重要な歴史的場所であり、Kyun Taw道は典型的な郊外の道路である。
イギリス大使のDan Chugg氏は、次のように述べた。
「私は、イギリスが、都市開発の専門知識を使用して、すべての地域社会の利益に向けて、ミャンマー都市を持続的に成長させるのに役立てることを嬉しく思う。我々は、このプロジェクトが、ミャンマーの町の未来モデルとして機能できることを希望するとともに、都市開発が、包括性のある社会および環境の持続可能性と連携できる方法を示している。」(プレスリリースより引用)
地域社会と緊密に連携して問題を解決
エンジニアリングとコンサルタント会社であるMott MacDonald社は、YCDCやその他の政府関連パートナーと緊密に協力して作業する、地域および国際的なスペシャリストによるチームととともに、このプロジェクトをリードしている。プロジェクトチームは、地域の住民と関わりを持ち、選んだ道路の周辺の地域社会にお知らせを配布し、さらに、フェイスブックを立ち上げて情報を共有し、フィードバックを収集している。
YCDCの事務局長であるDaw Hlaing Maw Oo氏は、次のように説明した。
「YCDCは、このプロジェクトに参加することを嬉しく思っている。このプロジェクトは、我々が単独ではできない問題の解決に向けて協働する機会を提供する。プロジェクトからのサポートに加えて、我々の町は、経験豊富な地域と世界の組織、および個人と緊密に働くことによる利益を得ている。我々は、直面する問題を解決するために、すべての人と協働する。」(プレスリリースより引用)
このプロジェクトでは、新型コロナウィルス対策としての社会的距離に関するガイドラインを遵守しながら、地域社会との継続的な協力を確実にするために、オンラインツールの使用を検討していく。
この参加型設計プロセスを経て、建設作業は2021年に開始される予定である。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省
https://www.moi.gov.mm/moi:eng/news/1462
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