2025-12-29 18:00
政治
ミャンマー軍事政権、内戦が続く中、物議を醸す選挙を実施

「選挙は国際社会のためではない」と批判を否定
ミャンマーでは12月28日に一部の地域で投票が開始されたが、この選挙は軍事政権の統治を正当化するために仕組まれた見せかけの選挙として物議を醸している。この選挙は国連や西側諸国から非難されているが、軍の最も重要な同盟国である中国は支持。軍が管理するメディアによると、中国、ロシア、インド、ベトナムは選挙監視団を派遣しているという。
軍は選挙に対する批判を否定し、この選挙は
「国民の支持を得て実施されるものであり、国際社会のためではない」(The Guardianより)
と述べている。投票数時間前に空爆する軍
軍は選挙を民主主義への回帰と位置付けており、治安の改善を理由に今週末、最大都市ヤンゴンで長年実施されていた夜間外出禁止令を解除した。しかし、他の地域では激しい紛争が依然として続いている。地元メディアによると、投票のわずか数時間前の27日午後、軍はマンダレー北部のザガイン管区の村々を空爆したという。
なお、同国で最も人気のある政治家、アウンサンスーチー氏は獄中で苦しみ、スーチー氏が率いた最も有力な政党である国民民主連盟(NLD)は解散させられた。
(画像はCNNより)
外部リンク
Myanmar's military junta holds controversial election
https://www.dw.com/
Myanmar’s military junta holds elections as civil war sparked by coup still rages
https://edition.cnn.com/
Myanmar elections: voting begins under junta stranglehold with Aung San Suu Kyi banned
https://www.theguardian.com/
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