2026-01-26 22:30
政治
ミャンマー総選挙、軍政派の支配継続が確実に 最終段階投票が終了

「第3回投票」で軍政支配は固まる
ミャンマーでは、2026年1月25日に実施された3段階制の総選挙最終ラウンドの投票が終了した。軍事政権に近い連邦団結発展党(USDP)は既に上下両院で過半数を獲得しており、軍が議会に25%の議席を割り当てる現行体制と合わせれば 政権維持が事実上確定的である。
今回の選挙は、12月28日の第1回、1月11日の第2回に続くものであり、全体を通じて軍政派が議席を支配する構図となった。投票は武力衝突が続く一部地域で中止や制限があり、反政府勢力は選挙プロセスに不参加であった。
軍事政権はこの選挙を「民主的な政治移管の1歩」として国内外にアピールしているが、批評家や国際的な権利団体は正当性に強い疑問を呈している。民主化運動の指導者アウンサン・スー・チーら主要な反対派は拘束・排除され、自由な競争が成り立っていないとの指摘が強い。
国際社会の評価と反発
今回の選挙に対し、国際社会の反発は依然として根強い。人権団体や複数の国・国際機関は「自由で公正な選挙とは言えない」と批判し、選挙を認証しない立場を表明している。ASEANも公式に選挙監視団の派遣を見送り、結果を承認しない意向を示した。これにより、軍事政権側が選挙の結果を国内の正統性獲得に利用することへの障壁となる可能性がある。
選挙結果は月内にも正式発表される見通しであり、4月にも新議会が始動する予定であるが、国際的な孤立や内戦状態の長期化は依然としてミャンマー情勢に影を落とすものとなっている。
(画像はAPより)
外部リンク
Myanmar holds its last election round with the army already certain to keep control over government
https://apnews.com/
Final round of Myanmar vote set to seal junta ally's victory
https://www.tpimediagroup.org/
Polls close in Myanmar's junta-run elections with army set for victory
https://www.france24.com/
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