ミャンマーニュース

タイ労働省は、過去3か月間で約15万人のミャンマー国民を拘束し、国外追放したことを明らかにした。

タイ警察署長によると、ミャンマー国内の混乱を口実にタイでチャンスを求める「求職者」を一掃する取り締まりが目的だったという。

この3か月の取り締まり中に不法移民労働者として拘束されたのはミャンマー、カンボジア、ベトナム、ラオスからの外国人で、総数は20万8,035人で、ミャンマー人が15万人以上と最大のグループを占めている。

なお、取り締まりにはバンコクのレストランや産業を中心に、タイ雇用局、移民局、警察による検査が行われた。

ミャンマー人労働者はタイ経済で重要な役割を果たしており、そのうち約200万人が農業、漁業、サービス部門などの分野で合法的に雇用されているが、労働活動家によると、仕事を求めて不法入国する人はもっと多いという。

今年、タイに多くのミャンマーの若者が渡ったもう一つの要因は、ミャンマー軍がクーデターで権力を掌握してから3年後の4月に施行された軍事政権の徴兵法だ。

タイ労働大臣は、と述べた上で、とつけ加えた。

なお、不法滞在、労働許可証なし、または不法就労していることが判明した外国人労働者は、5,000バーツから50,000バーツの罰金が科せられ、2年間の就労目的での再入国禁止とともに国外追放される。

（画像はELEVENより）

外部リンク

Over 100,000 Myanmar workers arrested in Thailand's 120-day crackdown on illegal workers
https://elevenmyanmar.com/

Thailand arrests, deports 144,000 Myanmar workers for illegal entry
https://www.rfa.org/

Over 150,000 Myanmar workers arrested in Thailand in over 70 days
https://eng.mizzima.com/