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2024-08-30 11:30

社会

ミャンマー洪水被害地域への支援に尽力:WFP

人道支援
緊急に必要な基本的な食料、飲料水、衛生設備
国連世界食糧計画(WFP)は、洪水被害を受けたミャンマーで国連人道支援チームがモンスーン雨で被害を受けたエーヤワディ・デルタの家族に緊急救援物資を配布し、支援に尽力していることを明らかにした。

WFPによると、主要な稲作地帯の約50万人が被害を受ける可能性があり、初期の報告では数十万エーカーの農地が浸水したという。最も被害の大きい地域では、基本的な食料、飲料水、衛生設備が緊急に必要とされている。

WFPはエーヤワディの避難所に現在避難している約3万5,000人を支援する予定で、食料パックには急性栄養失調を防ぐための米と栄養強化ビスケットに加え、母親と子どもへの栄養補給が含まれているという。

ミャンマーのWFP代表シーラ・マシュー氏は、洪水により
「モンスーン米の収穫量が大幅に減少する恐れがあり、おそらく小規模農家の食糧安全保障を危険にさらす」(プレスリリースより)
と警告した。

危機の矢面に立たされる子どもたち
「ミャンマー人道ニーズ対応計画2024」によると、洪水が発生する前からエーヤワディでは150万人が人道支援を必要としており、これは人口の4人に1人にあたるという。

昨年12月に厳しい国別評価を発表した国連人道問題調整事務所(OCHA)は、ミャンマー国内で1,860万人以上が人道支援を必要としていると推定。

子どもたちは危機の矢面に立たされており、避難、中断された医療と教育、食糧不安と栄養失調、強制徴兵や精神的苦痛などの保護リスクにより、600万人の子どもたちが支援を必要としていると報告した。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

WFP
https://www.wfp.org/

WFPのプレスリリース
https://news.un.org/

ミャンマー人道ニーズ対応計画2024
https://reliefweb.int/

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