ミャンマーニュース

ミャンマー国家行政評議会の情報チームは8月3日、ミャンマーのヤンゴン地域で軍用ヘリコプターが墜落し、搭乗していた軍事政権高官2人が死亡、女性パイロットと整備士が負傷したと報告した。

死亡したのは軍事政権の南部空軍司令官ソー・ティン・ラット少将と副操縦士で、同日にヤンゴンのHmawbi空軍基地でヘリコプターが墜落。

元軍メンバーが運営するBreaking Brainwashed YouTubeチャンネルによると、元空軍メンバーと市民不服従運動に参加した別の離脱者が、ソー・ティン・ラット少将はマグウェとMyitkyi空軍基地を率いており、同日、南部空軍司令官に昇格したと語ったという。

軍事政権のゾー・ミン・トゥン少将はメディアに対し、墜落は悪天候が原因だったと語っているが、ミャンマー国家行政評議会の情報チームは技術的故障によるものとの見解を示しており、情報が錯綜している。

また、関係者によると、ヘリコプター3機が墜落し、1機は反体制勢力によって撃墜されたという。

1月下旬、カレン民族解放軍とその同盟軍はカイン州ミャワディ郡区でヘリコプター1機を撃墜し、国軍の准将と大佐、その他3名が死亡している。

元空軍メンバーによると、ヘリコプターは昨年3月と6月にもネピドーとメイッティーラ空軍基地付近で墜落したという。

なお、2021年のクーデター以降、今年1月までに少なくとも10機の軍事政権の航空機が反体制グループによって撃墜されている。

（画像はBangladesh Postより）

外部リンク

Myanmar Junta Blames Weather for Helicopter Crash
https://www.irrawaddy.com/

Myanmar top junta officials killed in chopper crash
https://bangladeshpost.net/

2 killed, 2 injured in Myanmar military helicopter crash
https://english.news.cn/