ミャンマーニュース

ミャンマーの反政府勢力であるマンダレー人民防衛軍（PDF）は、7月14日にマンダレー・マダヤ郡のアルファセメント工場にある軍事政権の野営地を、その2日後となる16日に別の野営地を武器と弾薬とともに占拠したと声明で明らかにした。

同セメント工場は軍事政権の中央軍司令部が拠点を置くマンダレーの北約25kmにあり、マダヤはマンダレーの北30kmにあるという。

マンダレーPDFは2023年10月下旬から、タアン民族解放軍（TNLA）と共に戦っている。

TNLAはアラカン軍やミャンマー民族民主同盟軍とも三兄弟同盟の一員として協力しており、1月に中国が仲介した不安定な停戦で軍事政権と合意するまで、いくつかの地域で軍事政権軍を押し戻していた。

6月25日に停戦が崩壊すると、TNLAはマンダレーのMogok郡区と同地域東部シャン州のいくつかの町を攻撃し、マンダレーPDFはマンダレー地域のマダヤ郡区とSingu郡区に重点を置いていた。

PDFは17日までに軍事政権の野営地28か所を制圧したと述べている。

マンダレーPDFのスポークスマンはマダヤでの戦いについて、述べた上で、とつけ加えている。

同スポークスマンは双方の犠牲者の数は明らかにしなかったが、PDFは150人以上を捕虜にしたという。

（画像はThe Irrawaddyより）

外部リンク

Rebel forces capture camps in central Myanmar township
https://www.rfa.org/

Mandalay PDF Claims Victories Over Myanmar Junta
https://www.irrawaddy.com/

Anti-Junta Forces Capture Camps in Key Central Myanmar Township
https://wenewsenglish.pk/