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2024-02-29 11:30

学術

ユネスコ、ミャンマーで包括的かつ公平で質の高い教育を促進するオンラインコースを開始

ユネスコ
3つのモジュールで構成されるオンラインコース
障がいを抱えて暮らす子どもたちの教育的ニーズを満たすためにミャンマーの教師が直面する一般的な課題に対処し、これらの子どもたちの教育権を擁護するために、ユネスコはミャンマー教師プラットフォームで包括的な教育オンラインコースを開始した。

このコースは障がいのある子どもたちに包括的かつ公平な教育を確保することを目的としており、ミャンマー教師の専門能力開発を目的とした「障がいと包括的教育」「肢体不自由児のための包括的教育」「知的障がいのある子どもたちへの包括的教育」という3つのモジュールで構成されているという。

ミャンマーの障がい児人口における障がいの多様な性質を認識し、このコースでは通常の教室で障がい児を支援するためのさまざまなアプローチと技術に重点を置いている。

その設計は教師の専門能力開発に重点を置くことで障壁を排除し、身体的および知的障がいのある子どもたちへのサポートを強化するという。

障がいのある子どもの67パーセントが学校に通っていない
ミャンマーでは障がい(2014年から2019年)により、5歳から9歳までの子どものうち読み書きができるのはわずか36パーセントしかいない。

2016年のユニセフの状況分析では障がいのある子どもの67パーセントが学校に通っていないと報告されており、その割合は健常者よりも著しく高い。

その理由は、障がいのある児童は他の児童と同じように学ぶことができないという共通認識により入学を妨げているからだ。また、この専門分野における教師の能力開発が不足していることもある。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ユネスコ
https://www.unesco.org/en

ユネスコのプレスリリース
https://www.unesco.org/en/

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