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2023-11-17 09:00

社会

ミャンマー警察、拘束されていた韓国人19人を救出

韓国人救出
違法行為の中心地から救出
韓国外務省は、ミャンマー東部の国境の町であるタチレクで地元の違法業者に拘束されていた韓国人19人がミャンマー警察によって救出されたと発表した。

タチレクは、タイ、ミャンマー、ラオスにまたがるゴールデントライアングル地域に位置し、この地域は人身売買やビッシング詐欺などの違法行為の中心地として知られている。

ビッシングとは、音声を使って個人情報を奪い取るフィッシング詐欺のことだ。

韓国外務省報道官は11月14日の定例会見で、
「ミャンマーで拘束中の我が国国民19人全員が安全な場所に移送された」(Radio Free Asiaより)
と述べている。

不法求人詐欺に警告
同外務省によると、韓国人が詐欺にあってビッシングなどの犯罪に参加させられたり、地域での安全を恐れて助けを求めざるを得なくなったりするケースが増えているという。

これはゴールデントライアングル地域のミャンマー側だけにとどまらず、ラオスでも同様のことが起きているようで、在ラオス韓国大使館は4月に不法求人詐欺に対して警告する声明を発表。

声明によると、ラオス北部の経済特区など、特定の地域で韓国国民がビッシングや仮想通貨投資詐欺の標的になっているケースが多数発生しているという。

雇用のためにこれらの地域に入った韓国国民は犯罪行為に従事するだけでなく、雇用主によって投獄されたり、暴行を受けたり、パスポートを剥奪されたり、人権侵害を受けたりしている。

(画像はRadio Free Asiaより)


外部リンク

South Korea says 19 citizens held captive in Myanmar rescued
https://www.reuters.com/

Myanmar police rescue 19 South Korean captives
https://www.rfa.org/

19 S. Koreans held captive in Myanmar safely released: ministry
https://en.yna.co.kr/

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