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2023-12-29 10:00

経済

ミャンマー、チャウピュー深海港プロジェクトで中国と追加条項締結

チャウピュー深海港プロジェクト
停滞しているSEZの建設促進を目指して
ミャンマー軍事政権と中国国営企業である中国中信集団公司(CITIC)はミャンマーの首都ネピドーで12月26日、チャウピュー経済特別区(SEZ)と深海港に関するプロジェクトの利権協定の追加条項に署名し、両国はミャンマー西部ラカイン州で停滞しているSEZの建設促進を目指しているという。

CITIC は2015年にチャウピューSEZの建設入札に勝利。2018年には現在失脚したアウンサンスーチー政権の下で枠組み協定が署名された。

なお、チャウピュー深海港プロジェクトは2018年当初の合意に従い、CITICはプロジェクトの70%という圧倒的な権益を保有し、ミャンマー側が残りの30%を保有する。

混乱が続くミャンマーでプロジェクトは進むのか
チャウピュー港とSEZは単なるインフラプロジェクトではなく、雲南省昆明からインド洋まで伸びる全長1,700キロメートルの中国・ミャンマー経済回廊の重要な構成要素だ。SEZと港の予算はそれぞれ13億ドルと73億ドルという巨額で、マデ島とラムリー島の地域を含んでいる。

また、チャウピュー深海港プロジェクトは、中国からアジア・中東・アフリカにかけての巨大経済圏構想である「一帯一路」の一部であるため、インド洋へのアクセスを獲得したい中国にとっては重要といえる。

株主と利権協定は2020年に署名されたが、プロジェクトはパンデミックの影響や漁業への潜在的な影響を懸念する地元住民の抵抗で遅れているという。

また、中国との国境沿いであるシャン州北部の町でミャンマー軍事政権と反政府勢力の戦闘により、両国間の国境貿易やプロジェクトへの投資も停止しているため、中国は軍事政権と反政府勢力との協議を2度仲介したが、戦闘は未だに続いている。

(画像はATLAS NEWSより)


外部リンク

Junta and CITIC Fast-Track Kyaukphyu SEZ and Deep-Sea Port
https://bnnbreaking.com/

China and Myanmar Sign Deal to Complete Kyaukphyu Deep Sea Port
https://theatlasnews.co/

Myanmar Junta ‘Sweetens Deal’ For China in US$ 8 Billion SEZ And Port in Rakhine State
https://www.irrawaddy.com/

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