ミャンマーニュース

元国連事務総長の潘基文氏は4月23日から25日にかけてミャンマーを訪問し、同国国軍最高司令官であるミン・アウン・フライン上級大将とテイン・セイン元大統領と会談し、2021年2月に起きた軍事クーデター以降続く暴力の終結を求めた。

潘氏は2日間のミャンマー訪問を終えた後に声明を発表し、と訪問の目的を明らかにしている。

潘氏はまた、軍はとも述べたという。

なお、23日の潘氏の訪問は軍の招待によるものである。

潘氏は軍との会談で東南アジア諸国連合（ASEAN）の5項目合意の実施と、紛争の即時終結の呼びかけを含む昨年12月の国連安保理決議に対する行動の緊急性を強調。

また、世界的な怒りを引き起こした子どもを含む160人以上の民間人が死亡したザガイン地域の村での軍による空襲に対して、国際的な非難を繰り返したという。

さらに、現在の状況で選挙を行うことは、さらなる暴力と分裂のリスクを冒すと警告。選挙は自由で公正な条件が整えられた場合にのみ実施されるべきとの見解を示した。

（画像はREUTERSより）

外部リンク

Former UN chief says Myanmar army must take first step to end violence
https://www.reuters.com/

Ex-UN chief Ban Ki-moon to do ‘all he can’ for peace in Myanmar
https://www.aljazeera.com/

Former UN chief Ban Ki-moon urges Myanmar junta to end violence
https://www.arabnews.com/