ミャンマーニュース

ミャンマー国営メディアは2月20日、同国軍事政権が一般社団法人「日本ミャンマー協会」の渡辺秀央会長に名誉称号を授与したことを報じた。

郵政大臣を務めた経験を持つ渡辺会長は、ミャンマーの首都ネピドーで開催された式典に出席し、同国の事実上のトップである国軍最高司令官のミン・アウン・フライン上級大将から称号とメダルが授与されたという。

ミン・アウン・フライン上級大将は渡辺会長を「良き友」と呼び、「両国と両軍の関係を促進し、ミャンマーへの日本の投資を呼び込む」ための彼の努力に感謝した。

なお、渡辺会長は1月に開催された式典に出席できなかったため、改めて式典が行われている。

ミャンマー軍事政権は日本ミャンマー協会の渡辺会長とともに、自民党の副総裁である麻生太郎氏にも名誉称号を授与した。多忙を理由に麻生副総裁は式典に出席していないが、渡辺会長が代わって感謝の意をミャンマー軍事政権に伝えたという。

渡辺会長は国民に暴力行為を続けるミャンマー軍の味方ではないと主張したが、と胸の内を明らかにした。

なお、日本人2人が授与された称号は、「仏教徒のビンラディン」と呼ばれた超国家主義者の僧侶やロシア国防相とその副官らが受けている。

（画像はThe Irrawaddyより）

外部リンク

Myanmar Junta Chief Hands Honorary Title to Japanese Ally
https://www.irrawaddy.com/

CONFERRING HONOURARY TITLE: TITLE CONFERRED TO JAPAN-MYANMAR ASSOCIATION CHAIRMAN
https://www.myanmaritv.com/

一般社団法人「日本ミャンマー協会」
http://www.japanmyanmar.or.jp/