ミャンマーニュース

英国最大の小売業者であるテスコ（Tesco Plc）は、タイの工場でミャンマー出稼ぎ労働者に強制労働をさせたとして、同労働者グループからの訴訟に直面している。

法律事務所のリー・デイ（Leigh Day）は、と述べている。

リー・デイによると、2017年から2020年の間にミャンマーとの国境の街であるタイのメーソートの縫製工場で、違法な賃金と強制労働条件の下で週99時間まで働かされたと出稼ぎ労働者が主張しているという。

なお、テスコは2020年12 月、タイとマレーシアで事業を展開するCPグループに106億米ドルで事業を売却し、現在は工場の運営に関与していない。

リー・デイによると、テスコは日常的な運営に関わっていなかったが、同社とエクチャイは、労働者の負傷と損失を引き起こした違法な労働条件や住宅条件などを緩和したり防止しなかったりしたため、過失で告発されているという。

また、インターテックは、違法な労働条件と住宅条件を特定・報告することを怠り労働者に損害を与えたため、過失で告発されている。

リー・デイは、これらの企業に労働者の請求を解決するよう依頼。解決できない場合、ミャンマー出稼ぎ労働者は英国の高等裁判所で問題を解決することを検討しているという。

（画像はREUTERSより）

外部リンク

Tesco facing legal claim over worker conditions at Thai clothing factory
https://www.reuters.com/

Tesco accused of making low-wage workers clock 99-hour weeks at Thai factory
https://www.scmp.com/

Tesco faces UK lawsuit over forced labour in Thailand
https://www.mizzima.com/