ミャンマーニュース

ミャンマーの最大都市であるヤンゴンで12月18日、ヤンゴンからダラ（Dala）に向かうフェリーで爆発があり、少なくとも17人が負傷した。

爆発が起きたのは午後6時10分頃で、旅客フェリーがヤンゴンのダウンタウンにあるヤンゴン川のパンソダン（Pansodan）桟橋からダラに向けて出発した直後だった。

通勤のためにフェリーに乗っていた乗客によると、爆発は下の甲板で発生したという。

また、70歳の乗客は、と爆発時の状況を語っている。

負傷者はヤンゴン総合病院に運ばれ、5人が危篤状態だという。

ミャンマー軍の情報局は声明で、18日の爆発について反対勢力となる人民防衛軍（People's Defence Force：PDF）を非難したが、証拠は何も示さなかった。

PDFは若者と民主化活動家からなる国民統一政府（National Unity Government：NUG）によって形成された武装部門である。

一方、『Yangon District People's Brigade』と名乗るゲリラグループは、Facebookで18日の爆発について悲しみを表明するとともに、と述べ、軍の偽旗作戦を示唆した。

なお、爆発があった旅客フェリーは、日本がミャンマーに寄贈したフェリーの1つである。

（画像はThe Irrawaddyより）

外部リンク

Myanmar military accuses opponents of bombing ferry boat
https://apnews.com/

Myanmar Ferry Blast Injures at Least 17 People in Yangon
https://www.irrawaddy.com/

Around a dozen injured in Myanmar ferry blast
https://www.mizzima.com/