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2022-10-05 23:00

社会

【ミャンマー】地上から発射された弾丸が飛行中の航空機の胴体を貫通、乗客1人が負傷

航空機銃撃
高度3,500フィートで被弾
ミャンマーのヤンゴン・ネピドー・ロイコー間を飛行していたミャンマー・ナショナル航空のATR-72 航空機が9月30日、カヤー州の州都であるロイコーに着陸しようとしたときに地上から発射された弾丸を受け、弾丸が航空機の胴体を貫通して男性の乗客1人が負傷したという。

航空機は空港の北約4マイル(6.5 km)、高度3,500フィート(約1,000m)で飛行中に、機体の胴体下部に被弾。機内の男性乗客は、顔の右側を負傷した。

負傷した男性は27歳で、ネピドーからロイコーに向かっていたという。

「プロパガンダにすぎない」
ミャンマー軍事評議会は、銃撃は政府と戦っている少数民族の民兵であるカレンニー民族進歩党に所属する“テロリスト”と、武装民主主義グループである人民防衛軍の同盟者によって実行されたと主張。一方、抵抗勢力は航空機への銃撃を否定している。

カレンニー民族進歩党の指導者は軍事評議会の主張に対して、
「軍は常に他の組織のせいにする。我々の武装部門は今朝飛行機を撃っていない」(Mirrorより)
と述べた上で、
「軍事評議会による革命軍に対する中傷的なプロパガンダにすぎない」(Mirrorより)
とつけ加えた。

なお、負傷した男性はロイコー到着後に、病院へ搬送されている。

(画像はMyanmar NOWより)


外部リンク

Man injured in alleged airplane shooting in Karenni State
https://myanmar-now.org/

Myanmar accuses rebels in east of shooting passenger plane
https://www.newstimes.com/

Plane passenger shot mid-air after bullet fired from the ground pierced through fuselage
https://www.mirror.co.uk/

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