2022-07-22 16:00
社会
ミャンマー国軍の対人地雷使用は戦争犯罪に相当:アムネスティ

残虐行為に対する緊急対応を世界に呼びかけ
国連との協議資格を有する国際人権団体のアムネスティ・インターナショナル(以下「アムネスティ」)は7月20日、ミャンマー国軍が同国カヤー州の村周辺に対人地雷を“大量”に敷設することで戦争犯罪を行っていると指摘した。対人地雷は無差別に人を負傷させることを目的に作られた兵器で、国際的に使用は禁止されている。
アムネスティによると、ミャンマー国軍により敷設された地雷は、民間人を殺害したり重傷を負わせたりしているという。
アムネスティは、
「世界はミャンマーの民間人に対する国軍の残虐行為に緊急に対応しなければならない。世界中の国々がミャンマーへの武器の流れを遮断し、戦争犯罪の責任者が司法に直面することを確実にするためのあらゆる努力を支援しなければならない」(プレスリリースより)
と訴えている。数ヶ月で少なくとも20の村に地雷を敷設
アムネスティによると、ミャンマー国軍は戦闘があった6月下旬にカヤー州のHpruso郡区の村にある教会周辺に、少なくとも8つの地雷を敷設し、ここ数ヶ月で少なくとも20の村に地雷を敷設したという。同地域の人々は戦闘が始まったときに“国軍は教会を攻撃しないだろう”と考えて教会に逃げ込んだというが、国軍はそれを見越して地雷を敷設したと考えられる。
ミャンマー国軍には自ら製造する地雷があり、M14地雷は人の足首を吹き飛ばし、より強力なMM-2地雷は足を膝で吹き飛ばし、体の他の部位にケガを負わせることもあるという。
地雷がどこに敷設されているのかわからないため移動が困難であり、避難民が家に帰って土地を耕作することもできないなど、人々の生活に影響を及ぼしている。
(画像はプレスリリースより)
(C)Free Burma Rangers
外部リンク
アムネスティ・インターナショナル
https://www.amnesty.org/
アムネスティ・インターナショナルのプレスリリース
https://www.amnesty.org/en/
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