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2022-08-13 12:00

社会

ミャンマー国軍に武器や装備品を仲介した企業を暴露:人権団体

ジャスティス・フォー・ミャンマー
シンガポール拠点の武器仲介業者が全体の3分の1
人権団体のジャスティス・フォー・ミャンマー(JFM)は8月11日、2021年2月に起きた軍事クーデター以降、262人の取締役と株主を持つ116のミャンマーとシンガポールの企業がミャンマー国軍に数百万ドル相当の武器やその他の装備品の供給を仲介してきたことを明らかにした。

JFMによると、ミャンマー国軍の武器仲介業者として活動している116社のうち78社がミャンマーを拠点とする企業で、これらの企業は少なくともシンガポールに拠点を置く38社の子会社または関連会社だという。

シンガポールは長い間、ミャンマー国軍の武器調達の金融および貿易の中心地として知られており、これは何百万人ものミャンマーの人々の生活に差し迫った脅威をもたらしている。

制裁を受けているのはごくわずか
JFMは、シンガポールがASEAN の一員としてミャンマーの危機を解決するために重要な役割を果たす義務と、行動する道義的責任を負っていると指摘し、シンガポールに対してミャンマー国軍への武器や装備の供給のために、銀行や港を含むその領土の使用を禁止するための即時制裁を課すよう求めている。

さらに、軍事政権への武器の流れを止めるために、武器仲介業者とその取締役および株主に対する国際的な制裁を要請した。

JFMのYadanar Maung氏は、
「これまでのところ、軍事政権に武器や装備を供給している企業のうち、制裁を受けているのはごくわずかだ。大多数は自由に活動を続けている。これは受け入れがたい」(プレスリリースより)
と述べ、ミャンマー軍事政権が必要な武器、装備、資金を手に入れることができている状況を容認できない態度を示した。

(画像はジャスティス・フォー・ミャンマーより)


外部リンク

ジャスティス・フォー・ミャンマー
https://www.justiceformyanmar.org/

ジャスティス・フォー・ミャンマーのプレスリリース
https://www.justiceformyanmar.org/press-releases/

EXPOSED: COMPANIES BROKERING ARMS & EQUIPMENT TO MYANMAR MILITARY
https://www.justiceformyanmar.org/stories/

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