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2019-11-19 22:30

経済

日立産機システムのミャンマー現地法人、配電用変圧器約5,600台を受注

日立産機システム
受注金額は約11億円
株式会社日立産機システムは、ミャンマーにおける現地法人Hitachi Soe Electric & Machinery Co., Ltd.(以下、日立SEM社)が、ミャンマー政府電力・エネルギー省より、配電用変圧器約5,600台を受注したことを発表した。

受注金額は、約1,064万ドル(約11億円)で、日立SEM社は、配電用変圧器の生産を年内より開始し、2020年中に全数を納入する予定である。

2030年までに電化率を100%に
ミャンマーでは、近年、経済発展を背景とした急速な電力需要に対する電力インフラの整備が大きな課題となっている。そして、政府は、2018年まで50%未満の電化率を2030年までに100%にすることを中長期的目標としている。

その一環として2015年9月、世界銀行の融資を受けて、ミャンマー全土に配電網を整備し、全家庭への電力供給の実現をめざす「Myanmar National Electrification Project (NEP)」が策定された。

NEPでは、「グリッド拡張」、「2025年までにメイングリッドに接続されそうにない農村地域へのミニグリッドおよびソーラーホームシステムの設置」、「ミャンマー政府への技術サポートおよびトレーニングスタッフの提供」、「災害対応に必要な場合のリソース再割り当て」という4つの要素を掲げている。

そして、NEPの機材に関する入札では、日立SEM社が、2017年9月に1回目の入札で配電用変圧器約5,400台を納入しており、今回2回目の入札のうえ配電用変圧器約5,600台を受注し、合計で約11,000台を納入することとなった。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

株式会社日立産機システム
https://www.hitachi.co.jp/

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