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2019-11-22 17:30

社会

国家和解和平センターの副委員長、シャン州復興評議会の関係者と会談

停戦
合同休戦実施調整会議について議論
11月19日、タイのチェンマイにおいて、国家和解和平センター(以下、NRPC)の副委員長で平和委員会の委員長であるティン・ミョー・ウィン博士は、Sao Baung Khayが率いるシャン州復興評議会(以下、RCSS)和平交渉代表グループと会談した。

この会談は平和の継続に関して話し合うもので、議題の中心はRCSSが開催する合同休戦実施調整会議の内容である。

信頼を構築するためのプロセス、合同停戦監視委員会の会議を開催、地域の開発、一般的な問題などが議論された。また、ミャンマーに対する国際的な圧力について話し合われた。

会議に関して、RCSSの代表であるSai Ngin氏は、合同休戦実施調整会議を、いつ、どのくらい開催するかが議論され、合同休戦実施調整会をできるだけ早く開催するという良い結論が得られた、と述べた。

また、平和プロセス運営チームの会議を12月に開催する計画がある。これが終了すると、合同休戦実施調整会議が続いて行われる。

両当事者は、停滞する状況を克服するための提案を提出し、これが実行されれば、関係者会議を通して、2020年初めに21世紀パンロン会議を開催することに向けて全員が取り組むだろうとSai Ngin氏は述べた。

全国停戦協定署名記念式典不参加の問題も解決
また、この会議では、10月28日にネピドーで開催された全国停戦協定署名記念式典に参加できなかったRCSSのYawd Serk議長の問題を解決することができた。

Sai Ngin氏は、次のように説明した。
「それは誤解から生まれた問題であった。より多くの時間が必要であり、コミュニケーション不足があった。全国停戦協定に署名したリーダーの参加について調整する必要があり、所要時間、ルート、移動方法の問題は解決された。」(プレスリリースより引用)

RCSSのYawd Serk議長も会議に書類を提出した。この書類に関して、国家最高顧問府のZaw Htay事務局長は、RCSSの議長が全国停戦協定の誓約を何の変更もなく維持し継続していると見ている、と述べた。

全国停戦協定署名記念式典への出席に支障があったとしても、交渉で合意した事項は維持される。書類は、国家連合の設立に関するコメントと意見も含まれている。

11月20日、NRPCのティン・ミョー・ウィン副委員長が率いる政府代表一行は、カレン民族同盟、また、全国停戦協定に署名した10の少数民族武装組織の代表者と、それぞれ会談する。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省
https://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/20/11/2019/id-19835

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