2019-11-08 02:00
社会
JICA、ミャンマーとの「道路橋梁維持管理能力強化プロジェクト」の討議議事録に署名

維持管理技術を移転 建設省技術者の能力向上などに寄与
国際協力機構(以下、JICA)が11月4日に、ミャンマーとの「道路橋梁維持管理能力強化プロジェクト」の討議議事録(Record of Discussions:R/D)に署名を行ったと、11月5日に発表した。ミャンマーには、日本の協力のもとに新規インフラが作られている。しかし、それ以前の道路・橋梁においては、維持管理に精通した人材不足や、効率的な維持管理手法・技術の欠如が目立つ。
そういった背景からJICAは、道路・橋梁といったミャンマーの主要インフラの維持管理技術を移転し、建設省技術者の能力向上につなげ、維持管理サイクルの発展に寄与するため、同プロジェクトを実施。実施機関は建設省や道路局、橋梁局となり、期間は2020年から30か月を予定している。
カウンターパート研修やプロジェクト経費支援も
日本は同プロジェクトにおいて、道路・橋梁維持管理計画(予算措置含む)の組織体制の構築や、道路・橋梁維持管理、橋梁点検(コンクリート)、道路構造調査・補修設計などのため、長期・短期専門家を投入するほか、日本でのカウンターパート研修やプロジェクト経費支援なども行う。日本側の総事業費はおよそ3.2億円に上り、事業終了3年後に事後評価なども行っていく計画だ。
(画像はJICA ホームページより)
外部リンク
JICA プレスリリース
https://www.jica.go.jp/press/2019/20191105_31.html
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