2019-11-02 05:45
社会
シャンティ、教育改革の真っ最中にあるミャンマーの教育事情を紹介

5か年国家教育戦略計画で大規模な教育改革が進行中
公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(以下、シャンティ)のミャンマー事務所の市川氏が、教育改革の真っ最中にあるミャンマーの教育事情を、10月31日のシャンティブログで紹介した。5か年国家教育戦略計画で大規模な教育改革が進行中のミャンマーでは、暗記中心の教育からの脱却を目指し、教科書の全面改訂や新しいカリキュラムへの取り組みがみられている。日本のJICA(国際協力機構)も、教科書の全面改訂に協力しており、生徒が教師に従うだけの教育ではなく、生徒が考えて学べるような環境になりつつある。
教育現場では昔ながらの教え方も未だに存在
教育改革が大きく進んでいる一方で、教育現場では昔ながらの教え方も未だに存在しており、国語の教科書を丸写ししていたり、英語をひたすら写したりする子どもの姿がみられた。市川氏が、米国人インターンに話を聞いたところ、「親への感謝」というタイトルで60人の生徒に英語で3行程の文を書かせたところ、全員が同じ内容だったというエピソードも聞けた。こういったことからも、長年続けてきた教育方針の転換は、非常に難しいと感じている。
(画像はシャンティ ホームページより)
外部リンク
シャンティブログ
https://sva.or.jp/wp/?p=35908
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