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2019-11-06 10:00

文化

情報省、ミャンマー語から英語などの言語へ書物を翻訳する取り組みを実施

翻訳
世界を知り世界へ知られることで国が発展
情報省の情報広報部は、11月2日、ヤンゴンにある印刷出版部において、ミャンマー語から英語へ翻訳された書物の朗読会を行った。

参加者は、情報省のペー・ミン大臣、教育省のミョー・テイン・ジー大臣、情報省の職員、翻訳に関する専門家、文学者などである。

開会の挨拶で、ペー・ミン大臣は、文学の翻訳の重要性を強調し、ミャンマー文学の始まりとして、バガン時代に4つの言語で刻まれたミャゼディ碑文に言及した。

そして、大臣は、世界を知り、世界に知られるために、ミャンマーは、書物の翻訳を奨励する必要があるとし、次のように語った。
「ミャンマーを世界に知ってもらうために、ミャンマー語の作品を英語やその他の国際的な言語に翻訳する必要がある。もし、ミャンマーが世界のことを知れば、国と国民は十分な情報を得られるだろう。世界中で、誰が何をしたか、何が発見されたか、何が議論されているかを知ることができる。英語からミャンマー語への翻訳、世界文学のミャンマー語への翻訳を実施する必要がある。そうすれば、世界の動きをすぐ知ることができ、国の発展を支援することもできる。」(プレスリリースより引用)

大臣の説明によると、世界にミャンマーを知ってもらい、ミャンマーの尊厳を紹介するために、ミャンマーの情勢に関することを世界に知ってもらおうと努力する必要がある。これを達成するために、ミャンマーの書物を英語に翻訳することが必要であり、ミャンマーの情勢について世界が知れば、ミャンマーの尊厳を高めることができる。

書物の朗読会は、世界にミャンマーを理解してもらうための取り組みの一環であり、ミャンマーの文化や文学を周知できれば、国際的な名声を得ることができると考えられる。

他の民族言語の翻訳も奨励
その後、教育省のミョー・テイン・ジー大臣が演説を行い、翻訳プロジェクトの実践は数年前に奨励されたが、現在ようやく行われることとなったと言及し、次のように説明した。
「これは非常に有益な産業でもある。教育省の民族言語部門は、英語からミャンマー語、ミャンマー語から英語の辞書の編纂をしている。辞書は、学生と教員に利益をもたらす。教育省は、ミャンマー語だけでなく、その他の民族言語についても奨励している。」(プレスリリースより引用)

午前中、Khin Aye博士とKyaw Win博士が、司会を務め、Aung Gyi博士が、自分の論文「Mae Zar Taung Chay Yatu」の翻訳を読み上げた。また、Zaw Tun博士が、受賞した彼の作品「The Sweet Honey Drop」を読んだ。

午前のセッションの後、ペー・ミン大臣は、司会や朗読を行った人にプレゼントを贈呈した。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省
https://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/3/11/2019/id-19624

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