2019-10-25 19:00
社会
ミャンマーで2人目の試験管ベビーが誕生

最初の試験管ベビーは2018年に誕生
ミャンマー情報省によると、最大都市ヤンゴンにあるセントラル・ウィメンズ病院(Central Women’s Hospital)で、同国2番目となる試験管ベビーが誕生したという。この赤ちゃんは、Khin Latt教授が率いる分べんチームにより、体外受精(IFV)を使用した生殖補助医療技術を駆使して帝王切開で誕生。体重約2325グラムの女の子だ。
セントラル・ウィメンズ病院の不妊治療センターは2016年2月5日に設立され、最初の試験管ベビーはHeinen医学大学の支援により2018年6月12日に生まれている。
多くの合併症を伴うIVF
IVFの実施には多くの方法があるが、多胎児、感染症、卵巣過剰刺激症候群など、多くの合併症を伴うという。セントラル・ウィメンズ病院のKhin Pyone Kyi医長は、
「IFVを成功させるには、産科医と婦人科医の専門知識だけでなく、高水準の世界的な医療も必要だ」(プレスリリースより)
と述べている。今回誕生した試験管ベビーの父親であるMaung Maung Thant氏によると、夫婦は結婚9年半後に赤ちゃんを授かったといい、その間不妊で悩み、セントラル・ウィメンズ病院の不妊治療センターに相談したという。
なお、体外受精により生まれた赤ちゃんは、ガラス容器内で受精や培養が行われるため「試験管ベビー」と呼ばれる。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省
https://www.moi.gov.mm/
ミャンマー情報省のプレスリリース
https://www.moi.gov.mm/news/
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