ミャンマーニュース

タイ南部のリゾート地であるタオ島（Koh Tao）で2014年9月に英国人バックパッカー男女が殺害された事件で死刑判決を受けたミャンマー人労働者Win Zaw Htun氏とZaw Lin氏の家族が、恩赦を求める嘆願書をタイ王室に提出したという。

在タイ・ミャンマー大使館の法律顧問であるAung Myo Thant弁護士は、と述べている。

タイの法律では、死刑判決を受けた者は最終的な有罪判決から60日以内に恩赦を求めることが許可されているが、要求が却下された場合、処刑を進めることができるという。

ミャンマー人労働者2人は今年の8月29日、タイ最高裁判所で死刑判決を受けている。

殺人事件が発生したのは2014年9月。英国人のデービッド・ミラー（David Miller）さん（当時24歳）とハンナ・ウィザーリッジ（Hannah Witheridge）さん（当時23歳）の遺体は、ダイビングリゾートとして知られるタイのタオ島海岸で発見された。女性はレイプされ、男性は撲殺されていたという。

タイ警察は2週間後にミャンマー人労働者の2人を逮捕。しかし、2人は後に脅迫と暴行により自供を強要されたことを明らかにし、その後は一貫して無罪を主張している。

この事件では法医学的証拠を誤って取り扱い、2人の容疑者を拷問して自白を強要したとして、タイ警察が批判された。

（画像はThe Irrawaddyより）

外部リンク

Mothers of Myanmar pair facing death over Brit murders beg for clemency
http://www.mizzima.com/

Families of Myanmar Migrant Workers on Death Row Submit Pardon Appeal to Thai King
https://www.irrawaddy.com/

Myanmarese on death row for British tourist murders ask Thai king for clemency
https://www.investing.com/