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2019-10-16 19:15

社会

八代市にある西田精麦をミャンマー国境省の職員が訪問 品質管理などを学ぶ

ハトムギの収穫後処理
農家を指導する立場にある職員が品質管理などを学ぶ
熊本県八代市にある西田精麦株式会社(以下、西田精麦)を、少数民族を担当しているミャンマー国境省の職員が9月30日から10月5日にかけて訪問し、品質管理など「ハトムギの収穫後処理」を学んだと、10月10日に同市が発表した。

西田精麦は、農産物に付加価値を付け、ミャンマー国内外の市場において、適正な価格で販売できるようにすることや、地域コミュニティに住む少数民族の生計向上を図ることを目的として、農家を指導する立場にある職員に対して品質管理や包装技術などを教えた。

「中小企業海外展開支援事業~普及・実証事業~」を活用
今回の指導は、西田精麦がJICAの「中小企業海外展開支援事業~普及・実証事業~」を活用して行われたもので、ミャンマー国境省職員はハトムギの殻をむく機械や、加工方法など、日本の高い技術に感銘を受け、熱心にメモを取ったり、質問したりしていた。また、一行は、熊本県八代市の副市長や、熊本県の副知事を表敬訪問もしている。

ミャンマー職員は、同国内の環境を良くするためにも、学んだ技術を生かして、少数民族の農家への指導などに役立てていく。

(画像は八代市 ホームページより)


外部リンク

八代市 まちのわだい
https://www.city.yatsushiro.lg.jp/

JICA プレスリリース
https://www.jica.go.jp/

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