2019-10-08 12:30
社会
シャン州のスイカ、中国国境近くのムセ市場において高価格で販売

寒い気候での栽培により硬質で新鮮
シャン州のスイカは、中国・ミャンマー国境ゲート果物市場のムセ105マイル貿易区において、ミャンマーメロンによりも高価格で販売されている。9月に、中国からの需要が少なかったため、商人はスイカの販売をストップした。10月の第1週に、中国から再度ミャンマーのスイカの要望があったため、現在は、ミャンマー全土からのスイカが、ムセ105マイル貿易区に大量に流入している。
シャン州のスイカはシャンスイカと呼ばれ、マンダレー、サガイン、タダウ、下ミャンマーからのスイカは、ミャンマースイカとして販売されている。
シャンスイカは、寒い気候の地域で栽培されているために、硬質で新鮮であり、ムセ市場の近くで栽培されていることから傷みが少ない。
また、ミャンマースイカは、シャン州よりも気温が高い、国の外周地域で栽培されている。ミャンマースイカは、ムセ市場まで輸送するのに、少なくとも2日はかかる。スイカ商人によると、このためにシャンスイカとミャンマースイカの価格は少し異なっている。
ミャンマースイカよりも高値で取り引き
Aung Heinスイカ商品倉庫のU Kyaw氏は、次のように語った。「今年、シャン州は降雨量が少なかったため、果物は大きくて良い品質であり、シャンスイカは、ミャンマーのメロンよりも高い価格となっている。10月15日以降は、より品質の高いミャンマースイカが入荷される。もし、地元農家が良質のスイカを体系的に栽培できれば、商品は、中国が設定した輸出基準を満たすことができると革新している。」(プレスリリースより引用)
スイカの価格は品質によって異なり、現在、スイカの価格は1トンあたり2,000元以上であるが、低品質のスイカは1トンあたり1,600元で販売されている。
ムセ市場には、ミャンマー全土からスイカが入荷されており、10トンは6輪車で、16トンから17トンは、12輪車で運ばれている。ミャンマースイカの価格は、1元から1.4元の間であり、シャンスイカは、2元となっている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省
https://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/5/10/2019/id-19344
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