2019-08-28 05:30
経済
タイのバンコクで、ミャンマー経済の最新状況などを紹介するイベントが開催

タイとミャンマーのビジネスマン700人以上が参加
8月23日、タイのバンコクにあるセンタラ グランド アット セントラルワールドにおいて、Myanmar Insight 2019が開催された。これは、タイのビジネスコミュニティに向けたミャンマーの高い経済的可能性と機会についての認識を高め、ミャンマーの経済状況、現在の政策、法律に関する最新情報を提供し、ミャンマー持続可能性開発計画(2018-2030)とプロジェクトバンクを紹介するものである。
イベントには、ミャンマーとタイのビジネスマン700人以上が参加し、投資・対外経済関係省のタウン・トゥン大臣をはじめとして、計画・財務省のセ・アウン副大臣、電力・エネルギー省の事務局長であるDaw Mi Mi Khaing氏、ミャンマー中央銀行のDaw Myint Myint Kyi総裁などが講演を行った。
セミナーの冒頭、アウンサンスーチー国家顧問からのビデオメッセージが紹介された。そして、在ミャンマーのタイ大使であるSuphatra Srimaitreephithak氏が歓迎の言葉を述べ、タイ外務省の顧問であるChaisiri Anaman氏が開会の挨拶を行った。
投資機会やエネルギー関連、税制などを紹介
その後、投資・対外経済関係省のタウン・トゥン大臣が、「タイの投資家による、ミャンマーでの投資機会」と題した、基調講演、また、国連貿易開発会議の前事務局長と世界貿易期間(WTO)の前事務局長も、それぞれ基調講演を行った。そして、「ミャンマーでビジネスを行う際の投資家の懸念の緩和」というセクションで、投資・対外経済関係省の事務局長であるU Aung Naing Oo氏は、「ミャンマーにおけるタイの投資に関する機会」という講演を行った。
その他、「ミャンマーにおける電力・エネルギー部門の電力供給と機会」、「ミャンマーの金融政策とMMKトレンド」、「ミャンマーの税制改革」、「ヤンゴン地域における投資機会」などの講演が行われた。
午後には、計画・財務省のU Set Aung副大臣により、「ミャンマー持続可能性開発計画とプロジェクトバンク」の紹介が行われ、さらに、「ミャンマーにおける小売・卸売事業の実施に関する実用面」、「ミャンマーへの製造拠点拡大」というパネルディスカッションが行われた。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
The Directorate of Investment and Company Administration(DICA)
https://www.dica.gov.mm/
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