2019-08-10 12:00
経済
ミャンマーの衛星、打ち上げに成功

これまでの8~10倍の通信サービスが可能に
ミャンマー情報省によると、同国の衛星「Myanmar Sat 2」が8月7日午前2時、アリアンスペース (Arianespace)が利用するフランス領ギアナにあるフランス国立宇宙センターのロケット発射基地「ギアナ宇宙センター」から打ち上げられたという。打ち上げられた衛星「Myanmar Sat 2」は、米国コロラド州に本拠を置くMaxar Technologiesが製造した52番目の衛星「インテルサット39(Intelsat 39)」により宇宙空間に運ばれた。
衛星「Myanmar Sat 2」は最新の技術により、その前身である「Myanmar Sat 1」の8~10倍の通信サービスを提供できるようになるという。
これまでの経緯
ミャンマー運輸通信省(Ministry of Transport and Communications)の情報技術およびサイバーセキュリティ部門は衛星を構築するために、2018年6月1日にルクセンブルクの電気通信事業者であるインテルサット(Intelsat)と了解覚書を締結。インテルサットとの共同プログラムに1億5570万ドルを投じ、衛星を「Myanmar Sat 2」と名づけたという。
運輸通信省のSoe Thein事務局長は、
「Myanmar Sat 2の打ち上げは電子政府プログラムの下で、国内の95%の人々に優れた通信、医療サービス、教育を提供することを目的としている」(プレスリリースより)
と述べている。(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省
https://www.moi.gov.mm/
ミャンマー情報省のプレスリリース
https://www.moi.gov.mm/news/
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