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2019-08-07 19:00

経済

第2段階のメコン-ランカン協力特別基金によるプロジェクトが開始

メコン
政治・安全保障、社会経済的な発展に関する協力
7月31日、第2段階のメコン-ランカン協力特別基金の下で実施される新しいプロジェクトの発足式が、ネピドーにある農業・畜産・灌漑省の会議場で行われた。

式典の開会の挨拶で、農業・畜産・灌漑省のアウン・トウ大臣は、次のように述べた。
「メコン-ランカン協力プロジェクトは、開発の差を低減し、ASEAN共同体の設立を支援すること、また、国連によって採択された2030年の持続可能な開発目標を遂行すること、さらに、発展途上国間の協力を推進し、農村部の人々の社会経済的発展と農民の繁栄を促進することを目的として実施される。」(プレスリリースより引用)

その後、在ミャンマー中国大使のChen Hai氏は、ミャンマー政府と中国政府間のメコン-ランカン協力プロジェクトの作業計画について説明し、また、外務省の副部長であるDaw Marlar Than Htike氏は、中国との外交関係について説明した。

それから、農業局や計画局の担当者から、メコン-ランカン協力特別基金の第1段階の下で実施された5つのプロジェクトや、第2段階の12のプロジェクトについて説明が行われた。

また、アウン・トウ大臣は、在ミャンマー中国大使に記念品を贈呈した。

3億ドルの協力特別基金
メコン-ランカン協力は、カンボジア、ラオス、ミャンマー、タイ、ベトナムからなるメコン-ランカン諸国間の協力メカニズムの一環であり、政治・安全保障、社会経済的な発展の分野における協力を促進することを目的としている。

開発計画を実施するための3億ドルのメコン-ランカン協力特別基金が、中国によって設立され、農業・畜産・灌漑省は、農業と貧困の改善計画を、主幹者として実施している。

第2段階のメコン-ランカン協力基金として、農業、畜産、農村開発プロジェクトの分野で合計23の提案があり、12の計画案が選択された。農業・畜産・灌漑省では、「コネクティビティ」、「生産能力協力」、「国境を越えた経済協力」、「水資源」。「農業と貧困の改善」という5つの分野を優先して実施することとなっている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省
https://www.moi.gov.mm/1/08/2019/id-18605

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