2019-07-27 17:30
経済
アメリカ国際開発庁、ミャンマーコーヒー協会を支援し国際市場への進出に貢献

民間セクターが急激な成長
在ミャンマーアメリカ大使館は、アメリカ国際開発庁(USAID)との提携により、ミャンマーのコーヒー生産者が、数10億ドル規模の国際的なスペシャルティコーヒー市場に参入し、ミャンマー国内市場と、アメリカを含む外国市場の多くの消費者に対して、地元産の世界クラスのコーヒーを提供していることを報告した。また、USAIDのミッションディレクターであるTeresa McGhie氏が、ミャンマーコーヒー協会(MCA)に加わり、ミャンマーのコーヒー業界における民間セクターの急激な成長に祝意を示した。
そして、地元のミャンマーコーヒーをさらに振興させる取り引きを促進させるために、ヤンゴンのホテルのレストランにいる30人以上のバイヤーと、11人の焙煎業者を集めた。
USAIDは、2013年以来、MCAを支援しており、McGhie氏は、ミャンマーコーヒー協会が商業用およびスペシャルティコーヒーの製造と加工を推進してきたことについて大きな成果を上げていることを評価した。
世界市場での評判を高め包括的な経済成長を
ミャンマーコーヒー協会は、コーヒー農家や焙煎業者へのカッピングイベント、質の高いトレーニング、その他の技術支援を管理し、コーヒー焙煎業者がミャンマーの消費者や輸出のためにより多くのコーヒーを販売するのを支援する販促イベントを開催する。USAIDとMCA、およびミャンマーの民間銀行による100万ドルの融資で、8,000人以上の農家が新しい技術を導入し、国際的なカッピングコンペティションで受賞した、より高品質のコーヒーを生産できるようになった。
McGhie氏は、USAIDとアメリカの人々が、スペシャルティコーヒーの分野におけるミャンマーの民間企業の貢献について誇りに思うと述べ、次のように説明した。
「これらの民間企業が成長するにつれて、より多くの人々が経済発展から恩恵を受けており、最終的には、ミャンマーの経済がより自立していくことが期待される。ミャンマーコーヒー協会は、コーヒー生産者と加工業者を10の団体にまとめ、ミャンマーの人々が地域や民族間で協力してコーヒー生産を改善し、世界市場でのミャンマーの評判を高め、包括的な経済成長を促進できることを示している。」(プレスリリースより引用)
アメリカ大使館は、農村開発に向けた2,700万ドルのUSAIDバリューチェーン活動やその他の尽力によって、ミャンマーのより包括的で開かれた経済への移行を促進しながら、二国間の貿易と投資を増やしている。この活動は、しょうが、大豆、メロン、ゴマの農家や加工業者とも協力している。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
U.S. Embassy in Burma
https://mm.usembassy.gov/
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