2019-07-26 12:15
社会
厚生労働省、ヤンゴンで初の介護「特定技能」試験実施へ

10月から11月に開催
厚生労働省は7月19日、介護分野における新たな外国人材の受け入れに関して、10月から11月にかけて日本の在留資格「特定技能1号」の試験をミャンマー最大の都市ヤンゴンで実施することを明らかにした。同試験は、現地語で行われる60分の「介護技能評価試験」と、日本語で行われる30分の「介護日本語評価試験」の2つで、両方の試験に合格しなければならない。
また、日本語能力は国際交流基金日本語基礎テストまたは日本語能力試験「N4」以上とされている。
ヤンゴンでの試験は10月30日から11月1日、11月4日から7日に実施される予定となっており、試験の案内は9月初旬で申し込みは9月末だという。
ミャンマーで初めて
「特定技能」は2019年4月に施行されたばかりの新しい在留資格で、深刻化する人手不足に対応するために、一定の専門性や技能を有する外国人材を受け入れる制度だ。施行直前の3月からフィリピンでは「介護技能評価試験」と「介護日本語評価試験」がすでに数回行われており、10月から11月にかけての試験ではフィリピンを含む5カ国で開催されることになった。ミャンマーで同試験が開催されるのは初めてである。
なお、同試験が開催される国は、フィリピン、カンボジア、ネパール、モンゴル、ミャンマーの5カ国で、順次他の国でも実施される予定だという。
(画像は厚生労働省より)
外部リンク
厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/
介護分野における新たな外国人材の受入れ(在留資格「特定技能」)について
https://www.mhlw.go.jp/stf/
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