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2019-07-19 13:00

政治

インドがミャンマー海軍に魚雷を提供

魚雷
3,790万ドル相当の契約の一環
インド国防省の管理下にある政府機関「防衛研究開発機構(Defence Research and Development Organisation:DRDO)」により設計され、公営企業Bharat Dynamics Limitedにより製造された魚雷「Shyena」がミャンマー海軍に提供された。

インドとミャンマーは2017年に、魚雷の供給に関する3,790万ドル相当の契約に調印。その契約の一部として、魚雷Shyenaが供給されたが、その数は明らかとなっていない。

供給された魚雷は、インド海軍のいくつかの軍艦が装備しているものと同じである。

2012年初頭にインド海軍に導入された魚雷Shyenaは自走式で、長さ2.75メートル、重量は220キログラム。爆発物は50キログラム詰まっている。

最大運用深度7kmの対潜水艦兵器で、運用範囲は540メートル、最高速度は浅海でも深海でも33ノットで、6分間の耐久性があるという。

インド以外で初めてShyenaを運用
インドは「アクト・イースト政策(Act East Policy)」の一環として、ミャンマーや他のアジア諸国との防衛関係を強化してきた。

「アクト・イースト政策」の目的は、二国間、地域および多国間レベルでの継続的な関与を通じて経済協力、文化的つながりを促進し、アジア太平洋地域の国々との戦略的関係を発展させることだという。

Shyenaは潜水艦用に設計された軽量魚雷で、ミャンマーがインド以外で初めてShyenaを運用する国となった。

なお、インド政府は1970年以来、精密誘導ミサイルと魚雷を開発している。

(画像はZEE NEWSより)


外部リンク

Indian torpedoes delivered to Myanmar navy
https://bdnews24.com/

India supplies first batch of Shyena torpedoes to Myanmar
https://zeenews.india.com/

India Delivers Initial Batch of Indigenously Built Torpedoes to Myanmar Navy
https://thediplomat.com/

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