2019-07-11 13:00
文化
ミャンマー中部のバガン遺跡、世界遺産登録が決定

ミャンマーで2番目の世界遺産
ミャンマー情報省によると、アゼルバイジャン共和国の首都バクーで開催された第43回世界遺産委員会は7月6日、ミャンマー中部に大小さまざまな仏教遺跡が林立しているバガンの世界遺産登録を決定したという。世界遺産の最終審議には、ミャンマーから宗教、文化、教育、天然資源、環境保護、外交の各省庁の役員で構成される代表チームが出席。バガンを宣伝する個人や団体も参加したという。
委員会への申請には、バガンが世界の文化的価値観と遭遇できる“生きている遺産”だと言明している。
また、世界基準を満たす習慣、哲学、信仰、芸術および文学を含んでいるという。
今回の決定は、2014年の第38回世界遺産委員会で世界遺産(文化遺産)に登録された「ピュー古代都市群」に次いで、2番目の世界遺産となる。
再チャレンジ
ミャンマーは1997年にバガンを世界遺産に推薦したが、近代的な建材を使用して修復したという理由で登録されなかった。その後、日本をはじめとする海外からの整備支援を積極的に受け入れ、状況は改善されたという。
しかし、2016年のミャンマー地震でパゴダが損壊。それを適切に修復し、2017年に再度、世界遺産に推薦し、今年の登録を目指していた。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省
https://www.moi.gov.mm/
ミャンマー情報省のプレスリリース
https://www.moi.gov.mm/news/
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