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2019-07-11 00:15

文化

ボーヂョーアウンサン博物館、殉教者の日に向けて改装中

ボーヂョーアウンサン
2階の安全対策やリビングルームの再現など
ヤンゴンのバハン郡区にあるボーヂョーアウンサン博物館は、7月19日の殉教者の日に向けて、改装工事を行っている。

1962年に建設されたこの博物館は、ミャンマー独立時の英雄ボーヂョーアウンサンが、1945年5月から1947年7月19日に暗殺されるまで住んでいた住居であった。

博物館は、1階に3つの部屋と2階に4つの部屋があり、今年、ボーヂョーアウンサンのリビングルームが再現され、彼の服が一般公開される予定となっている。

昨年閉鎖されていた2階の部屋は、安全対策が行われた後に公開される予定で、今年は50人の見学者のグループが2階の部屋を訪問することが可能となる。

ヤンゴンの国立博物館のアシスタントディレクターであるU Khin Maung Soe氏は、次のように述べた。

「1階を訪れた見学者は、1947年に戻ったような気持ちになるだろう。そして、ボーヂョーアウンサンの服が、ベッドルームに展示される。来訪者は、1階の特別会議室と子どものベッドルームを見た後、庭園を散策することもできる。」

昨年、博物館には、ボーヂョーアウンサンの有名なスピーチの様子が展示された。今年は、ボーヂョーアウンサンの画像の切手が展示される。

博物館の庭園は、ヤンゴン市開発委員会によって管理されており、入り口からの小道に沿って、来場者を雨から守るために屋根付きの回廊が建設された。

改装後は多くの来場者を期待
博物館は、殉教者の日である7月19日に午前6時から午後6時まで開放される。7月20日と21日は、午前8時から午後5時までオープンし、通常は、火曜日から日曜日、午前9時から午後4時半までオープンしている。

ミャンマーの人は入場無料で、外国人の入場料は1名5,000チャットである。

2018-2019年度に、博物館はヤンゴン地域政府の監督下で全般の改装を行い、現在の改装は7月16日までに完了する予定である。博物館の定期的なメンテナンスは、ミャンマー工学評議会、ミャンマー建築家協会、ヤンゴン・ヘリテージ・トラスト、ヤンゴン市開発委員会の職員によって継続される。

博物館には、昨年、2万人以上のミャンマー国民と、97人の外国人が訪れた。そして、最新の改装とメンテナンスによって、今年はさらに多くの来場者を受け入れることができる。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省 プレスリリース
https://www.moi.gov.mm/5/07/2019/id-18307

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