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2019-06-28 17:00

社会

PHJ、タッコン郡保健局のスタッフを講師として助産師卒後教育を実施

助産師卒後教育
講義と演習、5日間の助産師卒後教育を実施
ピープルズ・ホープ・ジャパン(以下、PHJ)が、タッコン郡において助産師卒後教育を行ったと、6月26日に発表している。

PHJはアジアの母と子を支え、「保健・医療の教育」を中心とした支援活動に取り組む国際協力NGOだ。

ミャンマーの助産師は助産師学校卒業後、政府職員として採用されるまで待機期間があるほか、その後に定期的なトレーニングを受ける機会も少ない。そのため、PHJがタッコン郡保健局のスタッフを講師として、講義と演習の5日間の助産師卒後教育を実施した。

基礎的な知識や技術に加え、緊急時の対応方法も学ぶ
PHJが2017年からタッコン郡の助産師を対象に行っている助産師卒後教育は、今回で3回目を迎え、妊婦健診・分娩介助・産後検診などの基礎的な知識や技術に加え、新生児蘇生法などの緊急時の対応方法も学ぶ機会を提供した。

参加した助産師からは、パルトグラム(分娩経過表)の書き方が学べ、自身のミスに気づくことができたという声もあった。

助産師卒後教育は、多くの母と子の健康に寄与するため、八神製作所や日本NGO連携無償資金協力の支援で行われている。

(画像はPHJ ホームページより)


外部リンク

PHJ 活動レポート
https://www.ph-japan.org

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