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2019-06-09 16:30

社会

ヤンゴン都市鉄道整備計画に関する住民説明会が開催

ヤンゴン
透明性のある方法でプロジェクトを遂行
6月2日、Hlinethaya郡のAthula Maguta Sasana Beikmanで行われたヤンゴン都市鉄道整備計画(YUMRT)についての公式の説明会が行われ、政府の職員や、プロジェクト実行地域周辺の住民らが参加した。

Hlinethaya選挙区からの人民代表院議員であるU Win Min氏、民族代表院の議員であるU Aye Bo氏は、プロジェクトを合法的な形式で遂行できるように、関係機関や関係者に協力を要請した。また、人口密度が高く遊牧民族が多いTownship郡のプロジェクトに対する貢献について強調した。

次に、技術者や環境影響についての研究者を含むYUMRTプロジェクトの関係者が、プロジェクトが受ける技術的支援や援助について、また、建設と環境への影響についての説明を行った。

その後、参加者がプロジェクトの実施地域やその他の注意すべき影響について質問をした。これに対し、当局は、プロジェクトは非常に透明性のある方法で実施され、可能な限り最大限に受け入れやすい方法で実施されると回答した。

ヤンゴンの東西を結ぶ全長18キロの路線
YUMRTは、ヤンゴンとバセインを結ぶ道路に沿って、Hlinethaya駅からスタートしてHlaing川を渡り、バインナウン橋の北川に沿ってパラミ駅まで運行する、全長18キロの路線で計画されている。このプロジェクトは、ヤンゴンの東側と西側を結ぶ第1段階となる。

運輸・通信省とヤンゴン地域政府、日本の国際協力機構(JICA)が、共同でこのプロジェクトに取り組んでいる。

YUMRTプロジェクトに関して、ミャンマー鉄道のゼネラルマネージャーであるHtun Aung Thin氏は、スカイトレインは、タイとインドネシアの標準的なモデルを基にしており、調査と設計を行う期間は2018年から2022年となる予定であると説明した。

さらに、Htun Aung Thin氏は、「この計画が環境と地域社会へ与える影響を最小にすることを保証し、この説明会が、プロジェクトが実施される地域のすぐ近くの住民に対して、より透明性を持ったプロセスにするための第1歩である。プロジェクトは2027年までに完成することを目指している。」と述べた。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省
https://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/3/06/2019/id-17930

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