ミャンマーニュース

兵庫県神戸市に本社を置く株式会社上組（以下「上組」）は6月3日、ミャンマー最大の商業都市ヤンゴンから南東約20kmに位置するティラワ地区で、1日に港湾運営を開始したことを発表した。

上組は2018年3月、ティラワ地区港におけるODAターミナルの運営にかかわるコンセッション契約をミャンマー国港湾公社（MPA）と締結。そして、港湾ターミナルの運営を行う「ティラワ・マルチパーパス・インターナショナル・ターミナル社（Thilawa Multipurpose International Terminal Co., Ltd.：TMIT）」を設立した。

上組によると、5月20日にTMITの営業を開始し、開所式が6月1日に行われたという。

なお、TMITの株主は上組以外に、住友商事株式会社と豊田商事株式会社と株式会社海外交通・都市開発事業支援機構の合弁企業が名を連ねている。

上組はターミナル運営に加わったことにより、港湾を軸に幅広い物流サービスを提供するだけでなく、ミャンマーのインフラ向上や経済発展に努めていくという。

また、これまでに上組が進出したタイ、カンボジア、スペインなどの海外ターミナルをつなぐネットワークとの強化を図り、グローバルな事業展開を推し進めながら事業拡大を図るとみられる。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

上組
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上組のプレスリリース
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