2019-05-15 05:30
社会
ロヒンギャ難民キャンプで女性が活躍 UNHCRが現状を報告

ロヒンギャ難民の女性がクトゥパロンの区画リーダーに
国連難民高等弁務官事務所(以下、UNHCR)が、ロヒンギャ難民キャンプにおいて、女性が活躍し大きな支えになっていると、5月10日に報告した。世界最大規模の難民居住地となっているクトゥパロン難民キャンプでは、ロヒンギャ難民の女性タンジマさん(仮名)が区画リーダーを務め、お店の夜間営業や、夜の安全確保に向け、街頭の必要性などを主張。
およそ62万人が暮らす同難民キャンプ区画のみんなの“声”を集め、バングラデシュ政府や支援団体に伝える活動をしている。
一家の大黒柱になり活躍する女性が3万人以上にも
NHCRとパートナー団体BRACの支援で設立された小学校で、1年生と2年生を受け持つヌールさん(仮名)や、2階建ての新しい学習センターで、算数と家庭科を教えているサミアさん(仮名)も、同難民キャンプを大きく支えている女性だ。同難民キャンプでは、一家の大黒柱になり活躍する女性が3万人以上になっており、UNHCRも難民居住地の運営に女性の力を活用。避難先でもさまざまな役割を担い、過酷な生活の中でも意味のある日々が送れるようにサポートしている。
(画像はプレスリリースより)
(C)UNHCR/Roger Arnold
外部リンク
UNHCR プレスリリース
https://www.unhcr.org/jp/22760-ws-190510.html
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