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2019-05-13 19:00

社会

ミャンマー・ナショナル航空機が車輪故障で胴体着陸 負傷者なし

胴体着陸
後部の車輪のみで胴体着陸
ミャンマーの国営航空会社であるミャンマー・ナショナル航空(Myanmar National Airlines)の飛行機が5月12日朝、同国のマンダレー国際空港(Mandalay International Airport)に緊急着陸した。

乗客82人と乗員7人を乗せたヤンゴン発のUB103便は、前部の車輪が故障したため、後部の車輪のみで火花を散らせながら胴体着陸したが、負傷者を出すことはなかった。

同空港のスポークスマンであるKyaw San氏によると、着陸前にパイロットから管制塔に前部の車輪を引き出すことができないとの連絡が入ったという。

パイロットは前部の車輪の引き下ろしを何度も試み、車輪が出たかどうか視認するために管制塔上空を2回通過。しかし、車輪を引き出すことができなかったという。

パイロットは緊急の手順に従って着陸重量を減らすために燃料を投棄し、午前9時9分に安全に着陸した。

熟練パイロットが巧みに操り着陸
ミャンマー民間航空局のYe Htut Aung副局長は、
「後輪のみで着陸しなければならなかった…パイロットは巧みに操り着陸させることができた」(Channel News Asiaより)
と述べた上で、
「死傷者はいなかった」(Channel News Asiaより)
とつけ加え、熟練したパイロットであったことを明らかにしている。

また、乗客のSoe Moe氏は、
「着陸したときに煙が少し出た…乗客は全員問題ない」(Channel News Asiaより)
と語った。

空港は一時閉鎖されたが、2時間半後に再開している。

ミャンマーでは8日夜、悪天のためビーマン・バングラデシュ航空(Biman Bangladesh Airlines)の飛行機がヤンゴン空港で着陸に失敗し、負傷者を出したばかりである。

(画像はabc NEWSより)


外部リンク

Myanmar plane in emergency touchdown as landing gear fails
https://www.channelnewsasia.com/

Domestic passenger plane makes belly landing in Mandalay
https://www.mmtimes.com/

Myanmar passenger jet lands safely after landing gear fails
https://abcnews.go.com/

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