2019-05-18 13:15
社会
UNEPがミャンマーでイニシアチブを開始 持続可能な米作を目指す

持続可能な米作イニシアチブを4地域で 小規模農家を支援
UNEP(United Nations Environment Programme=国連環境計画)が、気候変動や自然災害にも対応可能な米作の実現に向け、米作イニシアチブ「Climate Smart Rice Project」を開始すると、5月10日に発表した。「Climate Smart Rice Project」では、ミャンマー政府や農業関連企業との協働のもと、マンダレーや南シャン、モン、バゴーの4地域におけるおよそ4,000人の小規模農家を支援し、ミャンマーでの持続可能な米作を目指す。
海外輸出も行う予定 NORADやSDCからの支援も
ミャンマーの米作においては、温暖化による気候変動などに加え、使用する水や肥料、殺虫剤に関しても課題を抱えている。同イニシアチブによって、そういった課題を解決し、国内の米需要に対応するとともに、将来的には海外への輸出も行っていく。NORAD(ノルウェー開発協力庁)やスイス開発庁(SDC)が資金を拠出し同イニシアチブを支援、「Helvetas Myanmar」や「PRIME Agri Group」などによるコンソーシアムが実行する予定だ。
(画像はUNEP ホームページより)
外部リンク
UNEP プレスリリース
https://www.unenvironment.org/
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