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2019-05-18 14:00

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Wave Money、モバイル金融サービスを利用する女性顧客の増加に尽力

モバイル
女性に向けた金融サービスの拡大が世界的な課題
ミャンマーの大手モバイル金融サービスプロバイダーであるWave Moneyは、携帯通信事業者の国際業界団体であるGSMAの「Connected Women Commitment」の一環として、アクションプランを展開し、ミャンマー国内における女性に向けた金融サービスへのより幅広いアクセスを迅速にトラッキングしている。

この動きは、2018年12月に締結した、モバイル金融サービスを利用する女性顧客の数を増やすことを目的としたGSMAとの契約と、2019年3月の合同ワークショップに続いて起こったものである。

Wave Moneyは、ミャンマーで最大の金融サービスネットワークを提供しており、そのエージェントネットワークは従来の銀行支店の16倍以上で、国内の86%をカバーしている。その開始以来、Wave Moneyは女性のためのデジタル機会の門戸を開放してきた。

Wave MoneyとGSMAのConnected Women Programとの協力関係は、「ミャンマーのためにより公正な未来を創造する」というビジョンに沿ったものであり、長期にわたる社会的影響の高いコミットメントを強化して、成長を続けるモバイル経済のメリットを女性が受けることができるようにするものである。

家計を握る女性にモバイル金融サービスを
Connected Women Programの「モバイル使用における男女差」の報告によると、所得の低い国々で、男女差が最も広がっている。

ミャンマーでは、女性のスマートフォン保有率は、男性に比べて30%低く、手頃な価格・技術能力、個人的な安全など様々な要因によって、モバイルインターネットの使用率は、39%も低くなっている。

しかし、Wave Moneyは、この傾向に逆らっている。それは、ミャンマーにおける例で、32,000人以上の女性に、金融アクセスだけでなく生活を提供している。

2018年、Wave Moneyは、代理手数料で190億チャット(約1,200万ドル)を支払っており、そのメリットは、国内にある41,000以上のWaveショップの80%を管理するミャンマーの女性が、直接感じることができた。

Wave MoneyのCEOであるBrad Jones氏は、次のように述べた。
「GSMAのConnected Women Programは、世界的に見られるモバイル金融サービスの男女格差に対処している。ミャンマーでも同じ問題点が存在するが、Wave Moneyでは先を見越した対策を行っている。我が社のWaveショップの80%程度は、女性によって運営され、素晴らしい仕事をしている。これは、アフリカやアジア諸国の最も開発されたモバイル金融市場においてさえ、今までになかったことである。」(プレスリリースより引用)

Jones氏によると、女性に金融サービスへのアクセスを拡大することで、社会全体に変革的な波及効果が生まれる。ミャンマーでは家計を担当しているのは女性であることが多く、女性が医療費や教育費などを支払うので、女性がモバイル金融サービスにアクセスできることは、非常に便利なことである。

(画像はWave Moneyより)


外部リンク

Wave Money Press Releases
https://www.wavemoney.com.mm/

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