• TOP
  • >
  • 政治
  • >
  • 茂木敏充外務大臣、アウン・サン・スー・チー国家最高顧問と電話会談
2020-07-01 19:30

政治

茂木敏充外務大臣、アウン・サン・スー・チー国家最高顧問と電話会談

外務省
新型コロナウィルス感染症対策の医療機材供与など
外務省は、茂木敏充外務大臣が、ミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家最高顧問兼外務大臣と電話会談を行ったことを報告した。

会談では、まず、茂木大臣が、日本はミャンマーに寄り添って、民主的国造りを引き続き官民挙げて最大限支援していくと述べ、アウン・サン・スー・チー国家最高顧問兼外相は、日本からの継続的な協力に対し期待を示した。

そして、新型コロナウィルス感染症に関して、茂木大臣は、ミャンマーから要望があったアビガン錠の提供や医療機材の供与などの支援について説明した。

両大臣は、新型コロナウィルス感染症の状況等を注視しながら、適切な時期に、両国間の人の往来再開に向けて連携していくことで一致した。

ラカイン州問題の法的措置履行を働きかけ
ラカイン州の情勢については、2020年1月21日に、ミャンマー政府が、独立調査団による勧告と、この勧告を踏まえ、犯罪行為に対する捜査、訴追を進めていくと発表され、これに対し、日本政府は、ミャンマー政府・国軍の双方が、独立調査団の勧告を踏まえ、必要な法的措置を速やかにとるとともに、同様の事案の再発防止および関連する国際法等の遵守に努めることへの期待感を示していた。

今回の電話会談では、茂木大臣から、この法的措置の進展および国際司法裁判所暫定措置命令の着実な履行を働きかけた。これに対し、アウン・サン・スー・チー国家最高顧問から、ラカイン州問題についての日本の理解に感謝し、これらの課題にしっかりと取り組んでいくとの回答があった。

(画像は外務省より)


外部リンク

外務省
https://www.mofa.go.jp/

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook