ミャンマーニュース

6月21日、医学研究部ピン・ウー・ルウィン支部の研究機能強化トレーニングセンターにおいて、健康研究の質的調査に関する研修ワークショップが行われた。

開会式で、保健・スポーツ省のミン・トゥエ大臣は、「研究プロジェクトを実施することは、ヘルスケア全体の機能と効率性を改善するだけでなく、国家の発展を支援することである。保健・スポーツ省の各職員のスキルは、研究によって改善される。」と語った。

そして、新型コロナウィルス感染拡大の影響で中断された研究に関する能力開発コースを再開させるための手配について、医学研究部の関係者に感謝の意を示した。

健康研究に関する研修ワークショップは、医療監督者、医師、看護師、医療アシスタント、医療専門家、薬剤師などヘルスケアの専門家向けに企画されたもので、修士課程と博士課程の学生だけでなく、保健・スポーツ省の研究に興味を持つすべての人を対象としている。

健康研究に関する質的調査に関する現在の研修ワークショップは、保健・スポーツ省にとって非常に役立つものであり、講義や双方向ディスカッション、グループワーク、フィールド調査、調査データの分析、その他の活動が含まれる。

保健・スポーツ省は、2016年から2019-2020年度までで60億チャットとの研究資金を割り当て、2020-2021年度で30億チャットの研究資金を提供する計画である。

そして、予算を効果的に使用することにより、職員や関係者が、ヘルスケアシステムを推進し、病気と効果的に闘い、健康の問題を解決し、政策改善を行うための研究プロジェクトを実施することを目指しており、これにより、医療資源を節約し、保健・スポーツ省の仕事を成功させることができると考えている。

さらに、オンラインの能力開発コースの実施には情報通信技術（ICT）が活用され、研修ワークショップを含む大学や保健・スポーツ省の研修に関する講義ビデオは、関連部署や大学のウェブサイト、ソーシャルメディアに掲載される。

そして、コースの最終日に研修を受けた人の意見を求めることにより、研修の改善も行われなければならない。

ピン・ウー・ルウィン郡議会の代表であるAung Khin博士は、この研修ワークショップに感謝の意を表し、医学研究部の部長であるZaw Than教授も意見を述べた。その後、保健・スポーツ省の関係者一行は、医療研究部門の図書館も訪問した。

午後、保健・スポーツ省大臣は、建築中である研究機能強化トレーニングセンターの新しい2階建ての建物を視察し、さらに、マンダレー総合病院に向かい、12億チャットを投資し建設された肝臓学研究を行う8階建ての建物の杭打ち式に参加した。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

ミャンマー情報省
https://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/22/06/2020/id-21979