2020-05-26 04:30
社会
難民を助ける会、ミャンマーの障がい児を持つ家庭に食糧配布を実施

5月8日と9日に食糧パッケージを15世帯に配布
特定非営利活動法人 難民を助ける会(以下、難民を助ける会)が、ミャンマーの障がい児を持つ家庭に食糧配布を実施したと5月22日に発表している。難民を助ける会は2001年から障がい児への教育支援などを行っており、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて、経済的に困窮・政府の支援対象外となった家庭に食糧配布することを決定。5月8日と9日に新型コロナウイルス緊急支援として食糧配布を開始し、米やひよこ豆、卵などといった食糧パッケージを15世帯に届けた。
ミャンマーの国境閉鎖で障がい児を持つ家庭も無収入に
プラスチックや鉄くずなどを集めて廃品回収業者に販売する仕事をしていたテイン・テイン・ピョーちゃんの家族も、3月のミャンマーの国境閉鎖に伴い無収入になり、周りから借金をしながら生活をしている。また、アウン・ザヤー・ピョー君は6人家族で、家計は魚市場で働くお父さんが支えているが、市場閉鎖によって休業せざるを得なくなり、自転車タクシー運転手の仕事を始めたものの、十分な収入は得られていない。
こういった状況などがあることから、難民を助ける会は今後も食糧配布の計画を立てており、調査をした上で支援を続けていく意向を示している。
(画像は難民を助ける会 ホームページより)
外部リンク
難民を助ける会 活動ニュース
https://www.aarjapan.gr.jp/
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