ミャンマーニュース

社会福祉救済復興省は、ラカイン州の国内避難民キャンプにおける、新型コロナウィルス感染症の予防や封じ込め、治療のための医療用具を提供している。

5月2日には、トラック2台を使用して、ヤンゴン地域にある中央倉庫からラカイン州パクタウタウンシップに医療用具を運んだ。

医療用具には、サージカルマスク30,000枚、布マスク5,000枚、ハンドジェル39,460本、赤外線体温計100個、ハンドスピーカー173個、音楽ファイルが入ったメモリースティック164個が含まれている。

意識向上プログラムによって、人々は、買い物や外出の際にはフェイスマスクを使用している。

社会福祉救済復興省は、地域政府や関連省庁、国際機関、地方市民社会、希望者と協力するとともに、避難民キャンプへの人道的支援を提供し、国内避難民の間で新型コロナウィルス感染拡大を防ぐための準備計画を決定した。

その計画には、情報の普及、ハンドスピーカー等を介した規定やガイドラインの啓発プログラム、石けんの配布、疑わしい患者および濃厚接触者の移送、参照先へのフローチャートを示すことなどが含まれる。

さらに、キャンプにいる人々には再利用可能なマスク、石けん、ハンドジェル、手洗い用洗面器、赤外線温度計、消毒剤、石灰袋、フェイスシールドを提供し、隔離用の一時的な避難所を建設し、必要な食料や現金を得られる作業プログラムも提供している。

また、啓発キャンペーンにより、3月28日から5月5日まで、石けん16,330個、フェイスマスク35,494枚、手洗い用洗面器12個、手指消毒剤16,727本、体温計19個、ハンドスピーカー12個、メモリースティック12個をラカイン州の避難民キャンプに配布した。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

ミャンマー情報省
https://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/6/05/2020/id-21575