2020-05-07 18:45
社会
JIP、「ミャンマー沈下橋建設事業」について紹介

JIPが技術指導とともに建設 沈下橋の普及にも貢献
JAPAN INFRASTRUCTURE PARTNERS(以下、JIP)が5月1日、ミャンマーで展開している「ミャンマー沈下橋建設事業」について紹介した。水面近くの低い位置にかけられ、橋の規模を抑えると同時に費用も節約できる沈下橋は、洪水で流されてしまいやすい木材の橋よりも、強度が高いという利点もある。
そこでJIPは現地の学生に技術指導を行いながら沈下橋の建設を進めており、地方部での雨期の増水によって橋が流されてしまわないようにし、住民の日常生活や経済活動の維持に貢献するとともに、沈下橋の普及にも寄与している。
ザガイン州とカイン州で建設 現地調査で建設場所を決定
JIPはミャンマーの100以上ある候補・要請地点から現地調査を行い沈下橋の建設を決定しており、各地域政府も予算から沈下橋の建設に着手。JIPが現在建設中の橋だけでも、ザガイン州に3本、カイン州に1本の合計4本がある。実際に橋ができた際にはそれを使って通学する子供がいたり、蛇に噛まれた人が病院に運ばれたりと、住民の期待に大きく応えている。
(画像はJAPAN INFRASTRUCTURE PARTNERS ホームページより)
外部リンク
JAPAN INFRASTRUCTURE PARTNERS 「ミャンマー沈下橋建設事業」
https://jip.or.jp/smb/
関連する記事
-
2025-05-04 09:00
-
2025-04-30 18:30
-
2025-04-26 16:30
-
2025-04-24 09:30
-
2025-04-19 09:30